こんにちわ。Pocolです。
今年もCEDEC恒例のグラフィックスプログラマーで集まってやるBBQ会を開催するそうです!
昨年参加された方は今年もご参加ください!
詳細については幹事のnikqさんのツイートをご参照ください。
CEDEC BBQ、去年参加いただいた皆様に、メールでURLをお送りしました。去年参加してないけど興味ある!って人はDMでご連絡ください。
— nikq (@nikq) June 4, 2025
こんにちわ。Pocolです。
今年もCEDEC恒例のグラフィックスプログラマーで集まってやるBBQ会を開催するそうです!
昨年参加された方は今年もご参加ください!
詳細については幹事のnikqさんのツイートをご参照ください。
CEDEC BBQ、去年参加いただいた皆様に、メールでURLをお送りしました。去年参加してないけど興味ある!って人はDMでご連絡ください。
— nikq (@nikq) June 4, 2025
こんばんわ、Pocolです。
昨年に引き続き,グラフィックスプログラマーやTAさんなどでBBQ会を開催するようです。
昨年参加された方は是非奮ってご参加ください。
詳細は,近日中に主催者よりご案内あるそうなので,お待ちください。
そんなわけで,皆で肉喰いましょう!
今年も楽しみだ…。
それではまた!
こんにちわ、Pocolです。
CEDEC最終日は以下の講演を聴講しました。
非常に良い講演でした。NintendoWareとかだとツールが全部別れていて,しかも設計者・実装者がツールごとに違う。でも,ゲームを作るうえで連携したい!じゃ、どうやって解決したのか?…という感じの講演内容です。データベースを用意して,データベース経由で各ツールからメッシュやボーン・アニメーションといった感じの情報にアクセスして解決しているようです。
ここで問題になるのが,どこにデータベースを置くのか?ということですが,これについてもきちんと説明されていました。ローカル用とグローバル用の二つのデータベースを用意し解決しているようです。統合型環境ではない場合,非常に参考になる部分があると思うので,是非CEDIL等の資料をみることをお勧めします。
実演等があり,非常に分かりやすい内容でした。スマホのレンズの話から,焦点距離・画角の話,Aapature Value,ISO感度,自動露出,ホワイトバランス,一通りの説明がありました。
資料後半にカメラと同じ順番でポストプロセスを入れた方が良いという話があったので,エンジンがこれに準じた順番になっていない場合は,処理を見直した方がよさそうです。
トーレルーフが実はデバッグ用途の機能な施策を元に作られているという話でした。まずは,ボクセルを用いた周辺情報の収集の仕組みがあり,レイキャストを用いる場合と比べて10倍近く高速化したそうです。つづいて,QAエンジニア目線での話に移り,デバッグ機能の充実やテスターと開発者の隔たりを無くす施策などが語られました。次にアーティスト側でコリジョン抜けチェックや洞窟システムの話があり,これらのものを作ってトーレルーフが実装されているそうです。一見するとトーレルーフ要に特殊な仕組みで実装したんじゃないかと思いますが,実はありものの機能を使って実装しました。…という内容でした。でも,そもそもそこまでちゃんとした機能って普通のゲーム会社作れるところって少ないよな,自分たちの場合だったらどうすればいいんだろうか?そういう課題点も聞いていて感じました。任天堂は物凄く真っ当なことをされているなと感じました。
特に参考になる部分はあんまりなかったですし,物理ベースレンダリングの話は結構出ていて,過去の文献をまったく調べていないじゃないか?というような知り合いとの話もありました。
逆に言うとそういう知識が無い人はある程度聞きやすいのかもしれません。
SEGA テックブログで関連する記事があるそうです。非常に参考になる内容でした。ルールベースで移動させるとか,出来るだけゲーム側に手を入れないようにプラグインの形で実装するとか,実装する上で非常に参考になります。また対応にどれぐらいの工数がかかったかなども触れられており,QA作業工数の大幅現に成功したそうです。デバッグチェック用の工数削減に興味がある方は是非見てみると良いと思います。
おはようございます。
Pocolです。
技術的な内容はCEDILを見ればいいと思うので,面白かった点や良かった点だけを軽く述べることにします。
昨日は以下の講演を聴講しました。
雑に言うとNaniteみたいなシステムですが,結構モバイルで対応しようとするとV-Buffer使いづらいとか,Wave組み込み命令が遅くなる場合もあるとか,モバイル特有のクセみたいなのがあって大変だなーと思いました。
デモを実際にやっていたのですが,どのスマホの機種なのかまでは明示されていなかったので、どのぐらいのスペックで動かしているかまではわかりませんでした。
2-Phaseのオクルージョンカリングでした,以前にこのBlogでも紹介したような1-Phaseの手法はとっていないみたいでした。
GPU駆動レンダリングとかまったくわからない方は一度見ておくと勉強になるかもしれません。
データは種類ごとに配列にしていました(SoA)。やっぱりそっちのほうがやっぱりいいのかなと思いました。自分が実装したときはAoSだったのでアクセス効率が悪いなどの問題があり,ちょっとシェーダ上で問題ある箇所もありました。次に実装するときはSoAにようと思います。
非常に参考になった。
以前にCEDECでDX11でテッセレーションの発表でも言っていましたが,シルエットはそもそもいい感じ作ってあるので,テッセレーションしてもあんまり変化がわからないなーという印象を受けました。技術的には面白いと思いますが,まぁただゲームに使いますか?っていわれると個人的には「うーん…」という感じです。
カスタマイズ性のあるゲームを作成する際は非常に参考になると思います。
講演の中でしわの表現をポリゴンの面積に応じて法線ブレンド率を変えて実現するというのが個人的にはめっちゃ使える技術だと思いました。
洞窟システムの話をしていました。
Edge Collapseみたいな感じで,段々と頂点をマージしていきポリゴンを減らすという手法をとっていて,頂点がうねうね動いていました。ハイトマップのTerrainのみだとやっぱり洞窟みたいなのは結構作りづらいので,オープンワールドゲーム作っている人には非常に参考になる内容だったのではないでしょうか。あとはテクスチャの適切な解像度の判定方法や,カリングするために撮影点をCIで回して記録しておくとか,みんなどうやって解決しているんだろうっていう部分の一部が垣間見えて良かったです。
こちらの講演は会場でほぼ満員でした。非常にためになるので,テレイン周りとか作っている方は見たほうが良いかと思います。
こんばんわ。Pocolです。
CEDEC1日目が終了しました。
今日は以下の講演を聴講しました。
とある諸事情で基調講演が事前収録に。
鉄拳シリーズ30周年で,PlayStationで一番最初にミリオンを達成したのが鉄拳2とか,色々と多くのギネス記録を保持していて,1232件ぐらい検索するとヒットするらしい。他のゲームは普通数十件程度らしい。
また,ネタとしてハリウッド映画の中で最低点を叩き出したことについても触れられていました。寝たい方はおススメとも力説されておられました(笑)。
講演の中で鉄拳のストーリー紹介するのに「いらすとやさん」に平八などの絵を買いえてもらったとかで,ショートでまとめていたのが面白かったです。
あとは,実売の情報もばばーんと出ていたのが,何気にすごかったです。
他の会社とかだと伏せるところが多いですが。
販売の割合を円グラフで紹介していたのですが,ヨーロッパなどで51%1で,北南米で33%の売り上げで日本は3%程度しかないそうです。
鉄拳はコミュニティを大切にして,育ててきたっていう話が結構印象深かったです。やっぱり昨今見ていると,勝手に育たんよなと,いくつかの失敗事例とかも見て感じますし,やっぱりやってくれるファンを大切にしないといけないよなって共感しました。
あと,意外と背景作り込んでいて,開発費が高騰するという問題に触れられていました。これは別に鉄拳に限ったことではなく,すべてのゲームがその傾向があると思います。この問題は本当に死活問題なのですが,うまい解決案が個人的にも出せておらず,業界全体の課題ではないかと思います。一筋の光となるのはやはりAIを利用した開発支援かなとは思っているのですが,まだ各社模索中ではないかと思っています。逆にもう打開したよ!っていう事例があれば,CEDECなり公の場で是非発表していただきたいです。事例ができると一気に物事が進む可能性はあるじゃないかなと思っています。
アーケードゲーム開発経験はさっぱりなので,ゲーセンで電圧下がって,CPUクロックが下がり,浮動小数点誤差が発生するとかの話は,やっぱりプログラマーなんですかね,興味深かったです。あとは,ヒット判定が円柱というのもほぇぇと思いました。押し出しは球でやっているらしい。
開発に役立つかどうかは全く分からないのですが,話としては面白かったです。
今日聞いた公演の中で最も実用的な内容でした。
CEDEC 2017のゼルダのデバッグの紹介が本公演のきっかけだそうです。
バグチケット対応とかやっていると,「それどうやってやるねん?」とか「カメラのどの向きで,該当オブジェクトどれやねん?」みたいな文章から再現しても全然わからんわ。…みたいな状況が開発しているとよく発生するので,いちいち確認するのにSlackでメンション飛ばしたり,それの応答待つために何回かやりとりしないといけないとか,結構無駄なやりとりが発生しがちなんですが,カメラ座標の他にカメラ方向などのいくつかの情報を即時に反映させられて,無駄なやり取り少なくなって開発効率向上したよって話です。断片的な情報で聞くと,プログラム的にはあんまり大した内容ではないのですが,こういう地味なのが一番開発には効くと思います。自分的にはかなり良い公演でした。
雑にいうとURIでジャンプして該当箇所の位置・方向を合わせて看板表示もできるようにしたよっていう感じです。講演資料が後ほどあっぷされたらぜひ見てみると良いと思います。おススメです。
Houdiniを用いて,水などのシミュレーションをしましたって話でした。
Blender等に比べるとやっぱりお高いだけあってパフォーマンスが良いなどのメリットがあるそうです。
TAさんとかが好きな内容かもしれませんが,UEとか使っている環境だと簡単にインポートできるとかでいいのかもしれません。正直に絵的にもしょぼいし,あんまりテクニックを教えてくれるという感じの講演でもなかったので,スポンサーセッションだなという感じでした。
幾何光学ベースから波動光学ベースに手法をアップデートして,ボケ表現をグレードアップしたという内容でした。1時間に収まらないため,ボケの話に急遽絞られたようです。
事前知識は必須ですが,これまで川瀬さんの講演を追ってこられた方は,非常にわかる内容だったのではないかと思います。ペンシルマップ作成が、リアルタイムになっていたのが意外と驚きでした。オーサリングしやすそうでいいなぁと思いました。
あんまり,詳しく解説できる技量がないので,興味ある方はCEDILのスライドを参照していただくのが良いと思います。
自分はUEを仕事で使っていない勢なのですが,製品に使われている内容だけあって,非常に参考になるものがありました。
4秒・6秒とか結構細かい単位でモーションを区切っていて,会話の尺から近いものを採用するとか,一言目は裏読みするため,二言目からカメラが変わるとか,…そういうことだったのか。みたいな知見も得られて,良かったです。でも講演で結局,手動調整9:自動調整1の割合で,あんまりやっぱり自動化できないのかーと,それでもゼロから作るよりは格段にマシだと思いますが,なかなか全自動にするのはやっぱりできないんだろうなと痛感しました。
こんばんみん。Pocolです。
いよいよ明日からCEDECですね。
今年は前日入りしています。
所属会社も変わったこともあり,レポート提出しないといけないので,レポート提出用に明日からこちらにメモを残していこうかなと思います。
ちなみ、みなさんご存じかと思いますが…
CEDECの受講パスですが,バーコードに不備があり交換の必要があるそうです。
詳しくは下記の公式ページをご参照ください。
パス交換のお願いとお詫びのご連絡
新しい名刺が欲しい方は会場でお声がけください!
明日からの3日間楽しみです!
それでは、また。