Screen Space Reflection関連の資料

実装用メモです。

SSRを実装すると,エッジ部分どうすんのよ?っていう問題が付きまとうのですが,下記の資料で解決方法の1つが示されています。
[Genin 2017] Remi Genin, “Screen Space Planer Reflections in Ghost Recon Wildlands”, https://remi-genin.github.io/posts/screen-space-planar-reflections-in-ghost-recon-wildlands/

SSRの実装自体は下記記事が参考になります。

また,ナイーブな実装だと,下に伸びるようなアーティファクトが発生することがあります。この問題への対策の一つとして,深度の厚みを考慮することによってある程度回避する方法が述べられています(Notes On Screen Space HIZ Tracing)。

また、上記のブログでは,深度によるアーティファクトの問題が指摘されていますが,GDC 2016のTHE RENDERING OF INSIDEの中で紹介されている隣接セルの深度を補間するのが良いでアイデアではないかと触れられています。

最適化については,“Screen Space Reflections in The Surge”の中で触れられているInterleave化を試すのが良いかもしれません。SSAOなどでは実際に実装してみた経験があり,かなり処理負荷削減できました。ただ、この手法はHi-Zには相性が悪いかもしれません。

色々と試して思うのは,HYBRID SCREEN-SPACE REFLECTIONSにあるように,近い点をSSRで解決してしまって,遠い箇所についてはレイトレしてしまった方が,良いかもしれないと思っていますが,実際にHi-Z使うよりもいい結果とパフォーマンスが得られるかどうかまでは試していないので,どこかで試してみるのはありかもしれないです。

また深度の厚みに関しては,”Screen Space Reflection Techniques”という文献の中で,Min-Max Hi-Zという手法が紹介されており,これを使うとパフォーマンスやアーティファクトの問題が解決できるかもしれないです。こちらもまだ試せていないです。