どうでもいい私事ですが,Twitterで公にしているように,
6年間お世話になったとあるミドルウェア会社を4月末で退職しまして,
5月からゲームプログラマーとして新たな道を歩むことになりました。
在職中は,Kさんや,Tさん,Yさんを初めとして色々な方のお世話になりました。
幸運にも,とあるレンダリングエンジンプロジェクトの立ち上げ当初から関わらせて頂いたことは,非常に貴重な経験でした。
また,ゲームソフトでミリオンセラータイトルにも間接的ながら3本程度関わらせて頂き,
プログラマーとしてきちんと製品として世に送り出すことに貢献できたことも非常に幸いでした。
(※残念ながら,間接的な貢献なのでスタッフロールに載ることはことはありませんでした。)
とあるゲームエンジンプロジェクトでは自分の力が至らず,関係者の皆様には多大なご迷惑をお掛けしました。
特にアクションゲームを作るためのデモプログラムでは,色々と実装を任せていただきプレゼンテーションとしては成功できたと思っていますが,
プレゼンテーションのために作成したサンプルは現在,闇に消え去られ,一切メンテナンスがされず,
皆で連日徹夜して作成した成果を溝に捨てるような結果となって大変申し訳なかったと思います。
この場を借りて深くお詫び申し上げます。また,このサンプル作成で得たノウハウが先方に全く伝わらず
(記事としてWebで何時でも見れるように残す,電話等で担当者に直接伝えるなどの努力はいたしましたが,結果として全く伝わりませんでした),
二度手間を引き起こしてしまったことは,プロジェクトの進行を妨げる結果となってしまい大変申し訳ありませんでした。
このプロジェクトを通じて,ゲームを作る苦労や大変さを僅かながら学べた気がしています。
「ゲームを作ったこともねぇくせに!」と陰ながら思われていたのではないかと,深く反省しております。
それなりに頑張ったつもりではあったのですが,根っからゲームプログラマーからすると生ぬるい出来だったのかもしれません。
一度は諦めたゲームプログラマーですが,このあたりからコンテンツを作ることに対する興味が自分の中で芽生え始めていたのかなと思います。
徐々にゲームを作るための道を探り始めました。
お声を変えて下さったS社やT社の方には大変申し訳ないことを致しました。
特にS社の方にはキツイお叱りを受けたことは,ただただ申し訳ありませんと言うしかございません。
自分の至らなさ,未熟さを改めて痛感する出来事でした。
こうした体験を得て,自分になりに合う会社と合わない会社を見分けることがようやく出来る様になった気がします。
5月からは本来やりたかったレンダリング関係の仕事にようやく復帰できる見込みです。
これからはもっともっと最新レンダリング事情についての情報を発信できるように努めて参りたいと思います。
また,それを製品として世の中に出せるよう精進してまいります。
引き続き今後もProject Asuraをよろしくお願い申し上げます。